電脳コイル 第9巻 通常版 [DVD]



電脳コイル 第9巻 通常版 [DVD]
電脳コイル 第9巻 通常版 [DVD]

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う?ん、なかなか!!

最後の二話を見るだけでも「こいつらキチってる?」っていうくらいの豪華さ、キャラデとか総作監とか作監とかが目白押し、そんなに神アニメーターを集めたところで、この作品はそんなたいしたパンテオンか?物語的にそこまで腕のある人を集めるほどのシーンばっかりっていうふうには見えないんだよね。劇場版ならともかくTVシリーズでこのメンバーを集める理由がわからない。最終話なんかどうせみんな作監が全部修正を入れるに決まってるのにねぇ。
この作品でやってるのは、なんでだかわからないけど日本のアニメ界で“まじめ”に創っているクリエーターが必ず選ぶ主題。仮想現実と現実との錯綜。何が真実で、何が偽りなのかの問い。そんな中で見えて来る触れられて、感じられる世界の大切さ。まったくはじめから終わりまでルーティンのいかにも現代思想にかぶれた感じのストーリー。もっとたくさんあるだろうけど、ボクがぱっと思い出すのは「甲殻機動隊」や「レイン」なんかと同じ。この主題をもう一度焼きなおしただけだよね。斬新かに見えたなつかしの60年代と21世紀の電脳世界をくっつけた世界観も、結局なぞの部分は人の心っていうオチで、情報技術の専門用語もなつかしの都市伝説もしょせんはてきとーな魔法の呪文でも代用がききそうなものでしかなかった。せっかくこういう道具立てで物語を組むんなら、少なくとも思い出に逃げこむなみたいな、ありがちなラストにはもって行かないでほしかった。ボクみたいなアナログ人間はそこに何かあるはずだって思って専門用語を聞き逃すまいとがんばってたのに、まったく残念だよ。ほんと。
つらく、せつなく、心が痛い

プレビューによると、メガネをかけた子供達の物語はこれで終わりらしい・・。

電脳コイルの物語を一言で言い表すなら、それは「願い」ではないでしょうか。カンナの想いと残された日記。ハラケンの惜別の情。兄を思うイサコ。

移り行く季節の中で、大黒市の子供達は「つらく、せつなく、心がいたい」経験をします。
電脳世界は虚像だと説くヤサコのおかあさん。デンスケを無くしたこの痛みは、それも嘘なのでしょうか。メガネで遊ぶ子供達。外部と繋がるITとしての電脳メガネ。それでもそれでも成長途中の子供たちには「今感じている」時々の気持ちに戸惑います。

最後内側に繋がるヤサコイサコの電脳コイル現象。戸惑いながらも踏み出した一歩。他人の痛みを知ることで踏み出した二人の少女の一歩、二歩。

桜舞う中、顔を出したデンスケ。死んでしまった電脳ペットの行く先とはどこなのか。
メガネをかけていない姉妹には、ひょっとしてわかるのではないのでしょうか?
アニメ界のエース?

ほぼ義務感で全部観た。辛かった。
最初の十分ぐらいで何度も挫けそうになった。
このアニメの監督が「将来のアニメ界を背負って立つエース」
と言われてるのだろうか?
だとするば由々しき事態である。

知らないモノをまるで知っているかのように見せかけている。
人間じゃない癖に人間のフリをしている。
あの物語に本当はシンパシーを感じていない。
アニメ研究会の部室に籠り学園祭用のアニメを
ネチネチと作っていた人達ばかり。
そのツケが今頃になって廻ってきている。

100%空想のファンタジーならば誤魔化せるけど、
なまじ現実に近い物語を作ると
「オタクは如何にリアル世界と離れて生きてきたか」
が如実に現れてくる。もう、そこばかり気になった。
確かに詰まらなくはなかったけれど、だからといって別段面白くもなかった

電脳コイルに関する的確な批評集http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/soukatu.html
http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/33a.html
http://www.geocities.jp/wakusei_2nd/33w.html

情報の集合体が生み出す現実

(総合6/10点)

第24話「メガネを捨てる子供たち」★★★★☆7/10点
 人間社会とネット依存症に代表される仮想世界での「生(せい)」の
 問題提議に考えさせられます。特にメガネの無い子ども達の力の均衡の
 逆転現象、悲惨な交通事故を現実的に捉えられない電脳世界の住民の
 利己的な身勝手さがリアル/バーチャルの境界線の曖昧さ、そこから引き起こす
 人としての尊厳、常識を見失う危うさを見事に批判しており感心させられました。
 決して見栄えはないものの、感慨深い教育的な物語に仕上がっています。お薦めです

第25話「金沢市はざま交差点」★★★☆☆5/10点
 幾分急展開すぎる部分もありましたが、
 ヤサコとイサコの記憶の断片を繋ぎ合わせたかのような、
 あの日の真相解明劇にのめり込みました。優子の過去を題材にして、
 トモダチとしての認識の食い違い、自己保身の逃避が起こす拒絶など
 学校での友人、対人関係を見つめ直す姿をもっと念入りに描いて欲しい所。

第26話「ヤサコとイサコ」(終)★★★☆☆6/10点
 全ての謎が氷解し、自分と向き合う最期の怒涛の展開、感動の帰還は
 丁寧だったものの、エピローグを数分でまとめてしまったのが残念。
 人との向き合い方を探リ続けた二人に注視するあまり、作品全体の総括が
 やや蔑ろ気味になってしまった印象を受けました。もう1話あれば・・・むむ


(総評)
 アニメの領域を越え、擬似空間、仮想空間を生かした未来社会の可能性から
 その危険性まで網羅した奥深さは感嘆の一言に尽きます。
 顔が見える仮想空間兼、現実社会の狭間での人間模様を描くことで、
 顔が見えないネット上で乱発する犯罪、批判、中傷など、
 思いやりを忘れた現代人へ教育的指導、警鐘を発しているかのようでした。
 ただ、中盤から後半まではどことなく似たような真相解明劇の連発で
 若干興ざめしてしまったのが惜しかったです。しかし、傑作の片鱗を魅せる
 緻密な完成度の高さには恐れ入りました。見事です
ヤサコとイサコ

TVアニメで見て始めの辺りはコメディか?これはと思いました。
しかし話しが進むにつれ、おいおいこんな深刻な内容なのかと思わせられます。
オバちゃんは最後には力強い見方。(しかし、学生なのにオバちゃんは可哀想)
ハラケンはナヨナヨしてるやつだ!と思いきや結構しっかり物?
メガばあのキャラはそう変わらないけど、コメディだけ担当と思っていたのに最後は重要な役割をしているし…。
ヤサコのお父さんが電脳探偵会員No.1とは驚きでした。でもメガばあの親だし納得!せっぱづまった時に判明するのでそこがなおさら印象に残るシーン。
ヤサコとイサコは最後には仲直り。
デンスケは死んだと思いきや最後の最後でヤサコを助けてくれ、泣けてくるお別れも…。


いい作品だと思います。



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